学校で教わらない事・・・

こんにちは 不入流染み抜き屋 染み抜き職人まことです!


昨日届いたご依頼品の中に黒と黄色のコンビワンピースがありました。


そのお品物は洗濯時に洗濯機周辺の付いていたと思われる漂白剤が付いてしまったようで黄色い部分がかなり変色していてその色修正でのご依頼でした。


ただそのワンピースの洗濯表示って水洗いが不可になっていたんです!

その事をお伝えした上で『洗濯して色移りしなかったのはメチャラッキーでしたよ!』とお話ししたところ・・『

えっ家で洗っちゃいけないものだったんですか?』 とのお答え・・


うちのスタッフ(ママさんスタッフです)にそのことを話したところ『私もここで働くまで洗濯表示を見たことすらなかったですよ』 とさらに驚きの答えが!!!


でも確かに僕もこの業界に入る前一人暮らしで建設業界のサラリーマンしてましたが洗濯表示なんて見たこともなかったですね。


衣類のことって学校の家庭科でもほとんど教わっていないから当たり前っちゃ当たり前!


なので今度改めて洗濯表示について画像入りで説明しようと企んでおります( `ー´)ノ

こうご期待!!!


さて全く話は変わり今日の染み抜きですが・・・

    全体が黄ばんでしまったベビードレス    です!


まずはビフォーから・・・



ご覧のような状態です((+_+))

ベビードレスって一度使うと次使うまで時間が空くことって多いですよね!


その時間も2~30年なんてザラだったりします。

なので仕舞っている間に黄ばんでしまうケースが多く、それでも思い出がたくさん詰まった一品ですから諦めきれず、ネットで検索される方が多いようです。


今回のドレスもそのようなケースで約30年前のお品物をお孫さんにとご依頼頂きました。


今回のように数十年時間が経過した黄ばんだ衣類は生地自体が傷んでいる可能性もありつつ一度の漬け込み処置で簡単に落ちる物ではないので状態をよく確認しながら繰り返し処置を行なう必要があります。


ただそれだけの手間をかけてあげますと・・・


どうだ~~~~っていう仕上がりでしょ!!!(^^)!


これならお孫さんにも気持ちよく着せることが出来ますよね!


今回の処置代金は・・・  5,000円(税抜) でした。


ではまた。

染み抜き宅配クリーニング『染み抜き屋』

東京八王子の染み抜き宅配クリーニング『染み抜き屋』のブログです。 不入流(いらず流)での染み抜き事例ビフォーアフターをご紹介していきます。 たまに日々の戯言も。